Translate/翻訳/中国語

話すための医療系英語のススメ

医療に従事する方々に少しでも英語に興味を持っていただきたく始めました。楽しく覚えて明日から使える英語です。

2013年6月27日木曜日

「話すためのヒント」 「糖尿病患者の10%に知覚障害を認める」

「話すためのヒント」




「糖尿病患者の10%に知覚障害を認める」


例えばこれを英語で言いたい。

文章なら考える時間がある。ゆっくり考えればいいと思う

しかし『議論』になった時、さくっといえないといけない。つまってしまってもいいけれど、とにかく「伝わらない」といけない。


で、思い切ってまだ頭に文章ができていないけれど、単語を発する。


これが「Step1」

母国語と一緒。日本語で何かセンテンスを言おうとした時、その時点では「文脈」は完成していない。そして話し始めるにつれて、文脈構成をセンテンスの始まりから組み立てていく。

英語は先に結論を言う、というけれどそれもまたYes and No。

なぜ受動態があるのか。なぜ能動態があるのか。なぜ名詞に形容詞変化があるのか。


英会話に不慣れな方の多くは、『どう話し始めて言いか分からない』。

とにかく単語を言ってみよう。


「糖尿病患者の10%に知覚障害を認める」


この文章を言いたい、と思ったらおそらく「10%」「糖尿病」「知覚障害」が最初に引っかかるはず。


じゃあどれから言えばいいのか。


正解は、、、、ない。


別の言い方をすれば

「どれでもいい」のである。

始めにどんな単語を言うかはその人による。それでいい。


10%、と頭に先に出てきたら、もう言っちゃったらいい

「10 percent....」

で次に「DM」を置けばいい。

「10 percent of DM patients....」

と続ける。本当は 10% of patients with DMのほうが美しいけれど、会話では別に構わないと思う。正確さよりも「途絶えることなく話す力」が求められるのだから。


これで主語完成。

じゃあその後どう続けるか。


「A is......」

でもいいし、

「A demonstrates/shows/means/tell/says」

なんでもいい。兎に角主語が出ちゃったからもうあとは後半を変えていくしかない。

「糖尿病の10%%は。。。。」

まで言っちゃったので、次に来るのは「知覚障害を有する

「have sensory disorder 」

これで終わり。

なんと簡単。

で、

もし先に「DM patints」と口から出ちゃったらどうしよう。

これも簡単。

DM patients, 10% of those who have DM...」

とか説明を付け加えちゃえばいい。

言っちゃってから、「DM patients,,,,you know in those patients,,,」と言ってもいい。

後は同じ。

じゃあさきに「知覚障害」と口から出ちゃったらどうするか。

「sensory disorder,,,,」

あ、言っちまった、という感じになるだろうか。でも言っちゃったらそれを続ければ言い。

それなら

「知覚障害は糖尿病患者の10%に認められる」

に言い換えればいい。

「Sensory disorder is observed in.....」

さて、問題。この「in」の次何を言えばいいか。


まだ残っている情報は「10%」と「糖尿病」

なので色々組み合わせてこの2情報を加える方策を考えればいい。

「Sensory disorder is observed in 10% of patients with DM」

「Sensory disorder is observed in those who have DM up to 10%」

とかなんでもいい。

会話なので、可能な限り続けて言うこと。


最悪、、、

「10% DM patients sensory disorder」でOK。

問題なし。

Nativeになろうとしているんじゃないのだから、伝わる英語、使える英語、戦える英語を身につけていきましょう。

写真はインドネシア料理。少し辛いけどおいしいよ

0 件のコメント:

コメントを投稿