speech-discriminationは言葉による差別???
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耳鼻科領域で
discriminationという単語をよく耳にします。
これは聴神経鞘腫などでも使用される単語です。
Speech-discriminationは「言葉による差別」
なんでしょうか???
違いますね。
では例文を一緒に考えてみましょう。
A speech discrimination test assesses how well you understand words.
「《話し言葉を差別する検査》はどれぐらい単語をしっかりと理解できているか評価するためのものです」
約がおかしいですね。
そうです。
ここは「差別」ではなく、
「識別」
という意味で訳さなければなりません。
つまり
「語音弁別能」
のことを言っていますね。
音がどれぐらい聞こえるかということも大事ですが、
どの程度語音を認識できているか(語音弁別能
)も大切な検査のひとつです。
)も大切な検査のひとつです。
Discrimination ひとつとっても、普段使われている意味とは随分異なりますので多義を覚えることは大変重要ですね。
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