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話すための医療系英語のススメ

医療に従事する方々に少しでも英語に興味を持っていただきたく始めました。楽しく覚えて明日から使える英語です。

2014年12月25日木曜日

医学英語で『紹介』はintroduceではない??

「作業療法に患者を紹介した」

医学英語で『紹介』はintroduceではない??
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多くの病院ホームページで

患者紹介を

Patient introduction 
としています。

これでも意味は通じるのでしょうけれど、海外で紹介状を書くとき

「Introduction 」 という単語を使うと、違和感を感じます。

なぜならもっと適切な表現があるからです。

Refer

です。

Referral
となります。

ですから上記の例ですと

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We referred this patient to occupational therapy.
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となるわけです。

こういうのは、なぜintroduction ではいけないのかよりも、

慣用的に使われている用法を使用するというのが原則です。

和製英語と考えられます。

ホームページの「患者紹介」ネットアドレスをみると、ほぼ間違いなくintroduction, introduce になっています。
UK でもintroduction to patient やintroduce new patient system
など類似で使用されますが、患者紹介に使用されているのはほとんど耳にしません。

UKの友人に尋ねてみたところ、

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Haha. Introduce sounds more like for friends or showing something new.
Example "let me introduce you to john".
And introduce also feels optional. "Let me introduce you to the new iPhone 6" but you don't have to buy it.
Haha.

So that's why correct use of English is refer to. Because you are directed to the person with the intention to have something done
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和製英語でも通じますが、

電話などでこの単語を使うと

「そちらの科に患者さんを導入させていただきたいのですが」

ぐらいの違和感はあるかと思います。

最初は

『通じればなんでもいい』

から始めて

『適切な英語』へ

あなたは今、どこにいますか?

プロフェッショナルはプロ用の用法を覚えましょう。

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