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話すための医療系英語のススメ

医療に従事する方々に少しでも英語に興味を持っていただきたく始めました。楽しく覚えて明日から使える英語です。

2013年7月8日月曜日

「医療系英語のススメ」 「廊下にあるベッドをどこかになおしてください」

「医療系英語のススメ」


「廊下にあるベッドをどこかになおしてください」

英語で
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何気ない会話ですが、病院ではよく使います。


「廊下にある・・・・」


あれ、なんていうんだろう。


という方も多いかと思います。


なので今日はこの単語だけ覚えてかえってください。


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病院内で『場所』を示す単語は実はとっても重要です。

「ここ」

「あそこ」

では通じない色々なことがあるからです。


「点滴台にペンライトがあるわよ」


でも言えないと、


「There,,look at that,,, there !!」

となることでしょう。



「点滴台がひっかかってる!!!」

よくCT室で誰かが叫んでいます。


救急なら毎日一回は誰かが叫んでいるかもしれません。

「点滴台」

(drip) Stand

「You watch out!!! The stand on your side gets stuck there!!!」

とか今度使ってみてください。


というように、場所や道具の名前を覚えれば、結構話せるようになります。




で、、「廊下」



「Passage」


、、、、、うーん。


病院では

「Corridor」kˈɔːrədɚ(米国英語), kˈɔrɪd`ɔː(英国英語)/


を使います。

たくさんのcubicle(病院などの『大部屋』を指す時に使用します。本来の意味は『小部屋』ですが、日本語では『大部屋』の意味になります)が廊下に面しているので、そういう通路に対しては

「Corridor」

を使用します。

僕は英国式発音のほうが楽です。


語源はイタリア・ラテン語の「gallery」から来ています。なんとなくイメージがわきますね。



写真:大きなミニオン

2013年7月7日日曜日

「医療系英語のススメ」 「指」

「医療系英語のススメ」

「指」

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指って実は難しいです。解剖が絡むと一般的用法と変わってくるので、わけて考えましょう。


一般的には、親指は「指」とはちょっと異なります。

first finger

と言えば、

「人差し指?親指?」


と悩むんですが、

英語圏では親指は「別物」扱いです。

解剖学的にはfirstが親指になりますが、一般的には呼ばないので番号で呼ぶのは混乱を招くかもしれません。

index finger

middle finger

ring/little

と個別に呼ぶほうがよいです。


big fingerも一応通じますが、あんまり使っていない、、、、というかthumbが一番初めに思い浮かぶので使う機会がないかもしれません。

Thumbはアジア圏では

「タム」と発音する人が多いです。なれないと何を言っているのか分かりません。

私も最初

「タムドライブ」

「タムドライブ」

と二回繰り返されて、まったく理解できませんでした。

「thumb drive」

いわゆる

「USBメモリ」

のことでした。(Trek社の影響がたぶんにあると思います)


θˈʌm

が発音記号ですが、アジア系は破裂音を出している気配がまったくありません。


親指は別物扱いで、

I am all thumbs



「ぶきっちょ」

ということができます。


他には

thumb-up/down


承認・不承認です。

Facebookでおなじみですね。

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写真はスーパー。色々売ってますが野菜の名前は苦手です。
分かった人、書き込んでください。

2013年7月6日土曜日

「逆引き医療系英語」 ではいきましょう。 ちょっとだけ変化球で始めてみます。

「逆引き医療系英語」

ではいきましょう。


ちょっとだけ変化球で始めてみます。


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In sports, (A) can also represent victory, as some championship-winning teams raise their (A) while posing for a championship team photo.

医療に関係なさそうな表現ですね。

victory 勝利

championship-winning 選手権トに勝利した

posing ポーズをとる

photo 写真

???

つまり、キーワードは『写真をとる、勝者、勝利を表現、上げる」

などですね。

なんのことでしょうか。


つぎ、いきます。


]Pointing one's (A) at a person is considered rude in certain cultures.


rude 無礼・失礼

使うと『無礼』とみなされることがあると言っています。

???勝利、無礼???

次は大ヒントです。


A lone (A) held vertically is often used to represent the number 1 (butfinger counting differs across cultures), or when held up or moved side to side(B) it can be an admonitory gesture.


represent 代表する・表現する・表す、とかです。

No.1

、、もうわかりましたか。

ちょっと難しい単語が出てきましたね。Admonitory Gesture

何かのジェスチャーです。

これを使うと、「admonitory gesture」になるようです。

あとで記載します(今は謎のままのほうがよいです)。


最後です。

The (A) is the first finger and the second digit of a human hand.


指ですね。


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ということで正解は


index finger


つまり、人差し指でした。


優勝写真の時に、人差し指を高く上げて『一番!!!』というのを意味しますよね。


「人差し指」を人に向けて指したりすると、


進次郎君みたいに「人を指差すのはやめたほうがいい」と『事業仕分け』されちゃうかもしれませんので気をつけてください。


ちなみに最後の表現は映画なんかでよくみる、人差し指を左右に振って「チッチッチッ」というヤツです。

「甘いな、お嬢ちゃん」

ぐらいが昭和世代には一番思いつくせりふではないでしょうか。

この「警告表現」がadmonitory gestureだったんです。

この「チッチッチッ」も「英語で表現する」と

move index finger side to side

で言うことができます。
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写真は夕暮れのロンドン市外。

「英単語」 「善玉菌」

「英単語」


「善玉菌」

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菌は英語で

bacteria

germ

bug(口語で使います。論文では使えませんので!!)

などですね。


血液培養などで

「なんか生えた??」

という風に聞く際、

「Any bacteria you got??」

も使えますが

「Any bugs??」

のほうが「何かわかんないけど、何か生えた?(細菌・真菌・原虫)」

という曖昧な、まさに「(嫌な、好ましくない)虫」という総括的使い方ができます。

このあたりは、学校で習わないけれどとっても重宝な英語です。


私が思うに、「曖昧な」表現こそ重点的に学べば会話英語が飛躍的に上達すると思います。


「あーーあの、、、そこのかどにある、それ」

とか


「ほら、あのーーちょっと四角くて角がまるくなっているヤツ」


こういう表現がサラサラと出てくるとすごく楽になります。


で、善玉菌。


「Good bacteria/germ」

などで表現されます。

good intestinal bacteria

というと善玉腸内細菌ともう少し具体的な表現になるかと思います。


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写真:Euston駅。5月でもすごく寒い。ヒースロー到着当日は4℃でした。